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学会研修会

オンライン(WEB)
2024.03.22掲載

肩関節の運動器リハビリテーション 〜肩関節周辺の機能解剖、評価、アプローチ〜

<早期割引中>
《2024年5月16日》13:00までのお申し込みで3,300円OFF
こちらのwebセミナーは3講義:税込13,200円で受け付けております。
《5月16日 13:00》までのお申し込みにて3,300円OFFでご受講いただけます。

【痛みとROM制限で難渋するリハビリ】
肩関節疾患のリハビリを担当していると、よく聞かれる主訴が「痛み」と「ROM制限(手が挙がらない、回らない)」ですね。そういう患者さんは、主治医から内服薬の処方と物理療法の指示が出ているケースが多いです。

「内服薬で痛みを抑えて、少しずつ関節を動かしていけば改善する。」
その処方にはそのような意図があると、医師から聞いたことがあります。

リハビリオーダーが出て実際に肩関節疾患の患者さんを担当して問診をしていると、患者さん本人からは、それらの処方にあまり効果を感じていないパターンを経験しませんか?
リハビリを進めたくても「痛み」が強くて、上手く進まないという悩み相談を療法士からよく聞きます。
特に「肩関節疾患」で、その話が多い印象です。
そういった印象があちこちに伝播して「肩関節のリハビリに対する苦手意識」を全体的に生んでしまっているようです。


【保存療法と術後リハビリ】
例えば骨折とその他の疾患、または手術後のリハビリと保存療法、では進め方が異なります。
しかし、それぞれの疾患の特徴を踏まえながら、肩関節の機能解剖に即した進め方が求められるのは共通しています。
さらに年齢、性別、体型などの個々の状況によっても、ゴール設定や介入方法は変化します。

骨折を例にすると、同じ診断名でも「10代女性、交通事故による受傷」、「40代男性、趣味のスポーツでの受傷」、「70代女性、転倒による受傷」では全く異なってしまいます。

制限を受けているのはどの運動か?求められる運動機能は何か?再獲得するためのアプローチは何か?
これらを評価して適切にリハビリを進めていくのは簡単ではありません。
機能や構造を知っていても「痛み」の影響がリハビリの進行を左右するからです。
なぜなら「痛み」の感覚は個々のものだからです。

あるケースでは上手くいったことが、あるケースでは上手くいかない。それの繰り返しになってしまいます。
臨床でそのような状態では、患者さんにとっては不利益になってしまいますよね?もちろん、これはかなり極端な表現ですけれど。

【大事なことを教えてもらっていない】
「痛みと関節機能」では、どちらが原因でどちらが結果か。
判断するのはとても難しいですが、「どちらも影響し合っている」ケースがとても多いのではないでしょうか。
なので「痛みと関節機能」を「疾患の特徴を踏まえて」学ぶことが、最短距離の解決方法と言えます。

しかし、養成校などの教育現場ではそういった「知識を繋げる」ような教育は難しく、行われていません。
そして、臨床現場でもそういった指導はされないことが多いと聞きます。
「臨床で大事なことなのに、誰からも教わっていない」療法士がたくさんいます。

そこで、臨床経験豊富な講師による「整形外科、肩関節疾患」に特化した講義となる「運動器リハビリテーションの進め方」を企画しました。

【このオンラインセミナーの特徴】
患者層の高齢化は実感されていることと思います。
評価やリハビリ介入も、より個別化されて工夫されたものにしていく必要性は高まってきているのではないでしょうか?
その際、書籍や論文に書かれている情報だけでなく、「書籍や論文に書かれない」または「書かれたことを繋ぎ合わせる」コツが臨床では生きてきます。

このオンラインセミナーでは、そういった部分が学べます。ぜひ積極的に質問をしていただきたいと思います。
また、肩関節周囲の触診を身につけるための動画を準備しています。オンラインでの講義になりますが、臨床場面にできるだけ近づけて、あなたの学びをサポートします。



【講義内容】
もしも、あなたが肩関節疾患のリハビリを担当していて、痛みやROM制限をうまく解決できずに困っているなら、このセミナーはお役に立てると思います。

詳しい講義内容は、こちらをご覧ください。

第1回:2024年 6月 6日 木曜日 20:00~21:00
「整形外科領域で押さえておきたい肩関節周囲の機能解剖」

1.肩関節の機能と構造
・肩峰下滑液包について
・フォースカップルについて
・鎖骨の形状と運動の理解
・大結節のPATH
2.肩甲骨の機能と構造
・肩甲骨の触診ポイント
・肩甲骨周囲筋(IST muscle)ついて

予定動画
・肩甲骨周辺の触診
・三角筋の触診とアプローチ
・僧帽筋の触診

第2回:2024年 6月20日 木曜日 20:00~21:00
「整形外科肩関節疾患の保存療法」

1.肩関節周囲炎について
・疾患の特徴
・痛みの判断と分析
・夜間痛との関係
2.胸郭出口症候群について
・姿勢と胸郭出口症候群の関係
・3つのトンネル別の理解

予定動画
・棘上筋・棘下筋・小円筋の触診
・棘上筋のアプローチ
・IST musuleへのアプローチ

第3回:2024年 7月 4日 木曜日 20:00~21:00
「肩関節周辺の骨折における基礎とアプローチポイント」

1.上腕骨骨折の分類と考え方
・上腕骨近位端骨折手術方法とアプローチポイント
・上腕骨骨幹部骨折のアプローチポイント
2.鎖骨骨折について
・鎖骨骨折のアプローチポイント
3.肩甲骨骨折について
・肩甲骨骨折のアプローチポイント
4.骨折における注意点と考え方

予定動画
・胸鎖関節へのアプローチ
・肩鎖関節へのアプローチ
・烏口上腕靭帯へのアプローチ

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研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
第1回:2024年 6月 6日 木曜日 20:00~21:00
第2回:2024年 6月20日 木曜日 20:00~21:00
第3回:2024年 7月 4日 木曜日 20:00~21:00

*質疑応答とアンケート回答の時間を含みます。終了時間は余裕を持ってご参加ください。
*受講者には当日の収録動画を、1週間後からご視聴いただけるように配信いたします。(1ヶ月限定)
当日の参加が難しい場合もご安心ください。
視聴・
支払方法
講師
費用
定価13,200円税込(5月16日 13:00までのお申し込みにて3,300円オフでご受講いただけます)
定員
450名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
ホームページ
https://bit.ly/43vm1fFPOS

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